脱デジタル化のススメ

その昔、私が学生だったころ、片道1時間以上の通学の友は、文庫本だった。学年が上がってくると(年齢が上がってくると)、ウォークマンがそれに加わったりして好きな音楽を聴きながら文庫本を読んだりしたものだ。

時が過ぎ、今改めて電車内を見回すと、本を読んでいる人を探すのはかなり難しい。多くの人(学生はもとより、サラリーマンや主婦も)がスマートフォンを片手にSNSに耽り、ある人はゲームに耽っている、、、、。

かくいう私もスマートフォンを片手に色々な情報を仕入れていた。ちょうど、スマートフォンの普及と相まってSNSを始めたりもした。

最初は便利だと感じた。フェイスブックを通じて何年も会っていない友人との連絡が再開したこともあって愉快な気分になったこともあった。

しかし、、、、しかし、、、。

気がつくといつもスマートフォンを気にしている自分がいた。朝起きてから夜寝るまで、どのくらいスマートフォンを見ていただろうか。

自分の生活がスマートフォンでコントロールされているような気がしてきたのである。視力も悪くなったし、肩こりも増すようになってきた。

そこで思い切って、スマートフォンからSNSのアプリケーションを削除してみた。SNSも見られないと思えば全然気にならなくなった。

電車では文庫本を読むようになった。何よりも(当たり前のことだが)スマートフォン中心の生活から自分自身でイニシアチブをとる生活ができるようになった気がする。

こんな生活も悪くないと感じている今日この頃である。

弁護士 小屋 喜裕

 


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