いよいよ始動するマイナンバ-制度

 

 平成27年10月よりマイナンバ-制度に関する個人番号の送付が各市区町村で始まり、平成28年1月より実施されるがマイナンバ-とは一体どのようなものか、どのような場面でどのように使われるのかそのメリット、デメリットにつき考えてみたい。 

 そもそもマイナンバ-の検討の始まりは今から約45年前に遡る。その頃から検討を開始して今回制度としてようやくスタ-トすることとなる。

 マイナンバ-制度は赤ん坊からお年寄りまで全ての国民に割り振られる番号であり、「社会保障」、「税金」、「災害」の3分野につき行政手続きや民間利用に使用される番号である。複雑な行政手続きを簡素化し、国民の負担を軽減するメリットがある反面、徴税強化や情報流出による悪用の可能性といったデメリットも考えられる。これまでの住基ネットが行政機関内部の業務効率化を目的としたものである反面でマイナンバ-は個人に対して様々な場面で提示を求められることになる。また、将来的には預金口座や医療情報も、ひも付けられる可能性もある。まだ個人番号が発送され始めたばかりではあるが今後国民にとり最良のものになるのか否か不透明な部分も多いことは事実であるが、国民全員に割り振られる個人番号を適正かつ厳重に管理し、国や企業は勿論国民一人一人が自分の個人番号しっかり管理していくことで国や企業、そして個々の国民にとり有益かつ利便性の高いものとなることを望むところである。

                                                       社会保険労務士 鈴木寿行


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